外装メンテナンスは、建物の美観は勿論、
保護の為にも必要不可欠なものです。
ここでは、外壁の種類による症例を上げ、そのメンテナンス方法を検証して参ります。
外壁には、数々の種類があります。
今回は、メンテナンス塗装が必要なものを、事例を掲載しながら挙げて参ります。
主にビルや戸建の3階以上に多く使われる外壁材です。
また、1階の玄関廻りに化粧材・飾り材として使われている場合もあります。
磁器タイル自体は雨水等を吸収しませんが、タイルとタイルの間のモルタルが水を吸収致します。それにより、磁器タイル裏側の接着面のモルタルに水が廻って落下に繋がります。
また、内部の素材に見えない所で大きな影響を与えることになります。
新聞・テレビのニュース等で『外壁の落下事故』として報道されております。
わずか1cmの破片でも、高い所からの落下では、凶器になります。
モルタル面の防水が経年劣化することにより、水分を吸収します。
環境にもよりますが、10年周期のメンテナンスをお考えになるとよいでしょう。
おもに戸建住宅に使用されております。種類も豊富で、最初は焼付け塗装をされて仕上がって来ることが一般的で、様々な色の物があります。
焼付け塗装なので、一般的な塗装よりも耐久性は勝りますが、紫外線や酸性雨・大気中の様々な汚染物質で塗膜が劣化致しますので、美観保護・耐久性維持のために塗装は必要になります。塗装の目安は、約10年です。
一般に多く見られる外壁材です。
塗膜の劣化や揺れにより、割れ(クラック)などが発生致します。
塗装の目安は、約10年です。
低層ビル・3〜4階の戸建に多く見られます。
軽くて・揺れに強く・火にも強い為、延焼を免れ易い外壁材です。
ただ、塗膜の劣化を放置致しますともろくなり、機能を発揮させずらくなります。
特に早めのお手入れをお勧め致します。塗装の目安は、約10年です。
建物の中で、一番紫外線や酸性雨が当たる所が『屋根』です。
しかし、高い所にあるので、お住まいの方の目線では、中々目に付きません。
近所の方等に言われて初めて痛みに気が着くことが多いです。
普段から注意なさっている方は少ないようです。
また、地震が多い昨今、瓦のズレや重さ等を気にされる方も増えて参りました。
屋根の塗装や葺(ふ)き替えは、建物にとって大切なことです。
全てに当てはまる事ですが、なるべく出費を減らし、尚且つ、最良の施工をしたいものです。
漏水の心配は御座いませんか?
陸屋根には基本的に防水層が敷かれ、その上に押さえコンクリートが施されており万全の施工になっているのが普通です。ただ、その押さえコンクリートを保護する為にも10年以内で防水を施すのが望ましいことです。
漏水に関しては、立ち上がり・笠置・排水口などの附近からが多く見受けられます。
防水の種類には、ウレタン防水・FRP防水・シート防水・アスファルト防水などがあります。
内部に影響させる前の、早めのお手入れをお勧め致します。
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